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大企業からスタートアップ、そして1年半で社員数3倍の成長へ—ファインディ採用担当が急成長の現場で感じた組織貢献の“手触り感”

急成長を続けるファインディでは、過去1年間で100名以上の採用を実現し、全体で300名に迫る規模まで組織が大きく拡大しています。そんな変化の中、採用人事として活躍する若林さんに、急成長企業で働くやりがいや面白さについて伺いました。大企業からスタートアップへ転職した経験を持つ若林さんだからこそ語れる、両者の違いや魅力にも注目です。

プロフィール : 若林 雄大

大手通信系SIerでSEとしてキャリアをスタートし、その後人材系企業で約7年間、求人広告を中心とした中途採用のメディアプランニングや制作ディレクションに従事し幅広い業界の採用課題解決に向けた提案から施策の実施・分析・改善までを担当。その後、新規事業開発やマネジメントにも携わる。

その後、大手総合電機企業での採用担当へキャリアチェンジし、オウンドメディアの立ち上げを始めとして採用企画やデータ活用の推進を担う組織の統括課長として10名規模の組織のマネジメントも経験。2023年2月にファインディにジョイン。

採用で会社を良くしていく”手触り感”を求めて転職を決意


ーー本日はよろしくお願いします!まず現在の若林さんのファインディでの役割・ミッションを教えてください。

ファインディのヒューマンキャピタル室にて中途採用を担当しています。チームは社員4人とアシスタント3名の体制で、リーダーとして全体をまとめつつ、マーケティング、プロダクトマネージャー、DevRelなど多岐にわたるポジションの採用を担当しています。

主な業務には、各事業の責任者との議論、人材紹介エージェントとの打ち合わせ、ダイレクトリクルーティングでのスカウト送信、候補者との意思決定のためのコミュニケーション設計などがあります。最近では採用担当の面接も自分で担当しています。

ーーファインディにはどのような経緯で入社したんですか?

ファインディには23年2月に入社しています。ファインディは4社目で、それまでは比較的規模の大きな企業に勤めていました。特に前職は社員数が10万人を超える大企業で、採用担当として採用企画、オウンドメディアの立ち上げ、ダイレクトリクルーティングの推進、採用CRM基盤の構築などを課長として担当していました。

いくつも大きなプロジェクトを任されてやりがいを感じていましたが、人事としてキーマンと直接議論しながら、同じ方向を向いて会社を良くしてくという経験を”手触り感”を持ってやりたいと感じ、転職を決断しました。

いくつか選考を進める中で、ファインディは面接を通じて、フラットで素直なコミュニケーションができる雰囲気を感じました。また、これまでのキャリアで、エンジニア採用の難しさを感じていた中で、ファインディが提供する価値の大きさと、今後エンジニアのプラットフォームをつくる、と掲げた中で4事業展開している方向性や将来性に興味を持って入社を決めました。

入社後1年半で社員数100名から300名規模まで急拡大


ーー大企業からの転職は大きな決断ですね。働く中でやはり違いは感じますか?

一つはスタートアップならではのスピード感です。
特にファインディは私が入社時100名弱だった組織が1年半で300名に迫る規模まで短期間で大きくなっており、事業成長を止めないようにするため、採用側にも迅速な意思決定や対応が求められ、日々変化する環境の中で挑戦を続けています。

二つ目は現場との距離感ですね。
大企業ではどうしても現場との距離が遠くなりがちで、採用ターゲットについて細かく現場とすり合わせる機会はあまり多くありませんでした。また、採用後にその方がどのように活躍しているのかが分かりづらく、自分の貢献を実感しにくい面がありました。

一方で、ファインディでは役員や事業部門との距離が非常に近く、全社で採用に対して協力的な文化が根付いています。そのため、常に現場や経営陣と密に連携しながら採用活動を進めることができ、候補者の方の内定承諾を一緒に社内で喜んだりと貢献を実感できて素直に嬉しいです。また、実際にご入社された方の活躍を目の当たりにすると採用担当としての冥利に尽きますね。

ーー採用人事として働く上で現場や経営陣との距離感は重要ですよね。

そうですね、特にファインディでは複数の事業を展開しており、それぞれフェーズが異なるため、採用ターゲットも事業部ごとに大きく異なります。距離感が近いことで、採用ペルソナの解像度を高められるうえ、現場からのフィードバックを随時受けながらPDCAを回せるのが大きな強みだと思います。私自身も積極的なコミュニケーションを意識しています。

また、これはファインディならではで、来社いただいた候補者の方にも驚かれるのですが、代表の山田が同じ島の普通の社員デスクに座っているので、採用で何かあればすぐに話せて意思決定のスピード感が半端ないです(笑)

代表山田のデスク 参考記事(IT media)

圧倒的に場数を踏める環境

ーーファインディの人事だからこそ得られる経験はどういったものがありますか?

前述している通り現在ファインディは急拡大のフェーズです。採用枠や募集職種の数が多く圧倒的に経験を積める環境です。

もちろん単純に多く採用すれば良いという考えではなく、事業部と擦り合わせた採用ペルソナに基づいて一人一人と向き合って伴走する採用スタイルなので、採用人事としてのスキルは自然と上がってくると思います。

また、ファインディはエンジニアの転職支援サービスを展開していることもあり、エンジニア採用に関する豊富なノウハウが社内に蓄積されています。エンジニアとの距離も近く、分からないことがあればすぐに相談できる環境が整っているため、市場価値の高いエンジニア採用のプロフェッショナルを目指せる理想的な環境でもあると思います。

ーーエンジニア採用のプロフェッショナルになれるのは非常に魅力的ですね!エンジニアとの距離が近いというお話がありましたが、具体的にはどのような形でエンジニアと連携していますか?

まず、シンプルに話しかけやすい人が多いのと、質問するとすぐに返答が返ってきます。社内にはエンジニアに気軽に質問・相談できるSlackチャンネルがあるのですが、例えば「この求人票の書き方ってエンジニア視点だとどう見える?」であったり「次のイベントのタイトル案4つ考えてみたんですが、どれが参加したくなります?」というような質問が飛び交っていて、本当に即レスで返ってきます(笑)

また、社内にはCTO佐藤がつくった「カレー屋bot」がありまして、エンジニア用語を投げると全部わかりやすくカレーに例えて応えてくれます。
新しくIT業界未経験で入社された方って「知らない単語が多すぎて、何を聞いていいかすらわからない」と言ったことも少なくないと思うんです。そういった時にこのbotに何でも聞いて自分なりに理解を深めることができます。

カレー屋bot 参考記事(IT media)

またCTOやVPoEを始めとして責任者がかなり採用にコミットしてくれているので日々喧々諤々議論することで自ずと経営目線を得られたり、組織に対する考え方などが身についてくると思います。

ーーファインディの人事としてどのような人材やスキルが重要だと考えていますか?

人材業界での経験はあれば望ましいですが、必須ではありません。現在のメンバーは、事業会社の人事や人材紹介エージェントの出身者が多いものの、採用において重視しているのは、経験以上に前向きさや誠実さ、そして行動力です。

フラットな組織であるからこそ、自ら考え、前向きに物事を推進できる方がこの環境にフィットし、活躍できると思います。
2025年以降も事業成長のために、数多くの仲間を増やしていきたいと考えている中では、その見たことない規模の組織をワクワクとイメージしながら、それにコミットできる方と一緒にファインディの組織を作っていきたいですね。

ーー最後に採用候補者にメッセージをお願いします!

現在、事業成長を加速させるために採用人事の役割がますます重要なフェーズを迎えています。

現場での採用活動だけでなく、採用に関するデータ分析や採用広報・マーケティングなど、取り組みたいことがたくさんある一方で、人手が圧倒的に足りていないのが現状です。少しでも興味をお持ちいただけた方は、まずはざっくばらんにお話してみたいです!

さいごに

ファインディでは中途採用人事を募集しています!
少しでも興味をもっていただいたら、カジュアル面談フォームよりお申し込みをお願いします。もちろんすぐの転職を検討していなくても構いません。

みなさんとお話できることを楽しみにしています!

※本記事は2024年12月公開時の内容です。
(取材,ライティング:Tomoaki Ogawa)



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