【Findy Team+】裁量の大きさと柔軟な組織文化で新たな価値の創造を。 ーFindy Engineer Interview
ファインディは「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」をビジョンに、エンジニアと組織のマッチングやエンジニア組織支援SaaSの開発などエンジニアの成長を支援するプロダクトを複数展開しています。
今回は、Findy Team+のバックエンドエンジニアとして入社し、本年7月よりチームリーダーを務める本田陽平(@yonda)さんにエンジニアとしてのキャリアのはじまりから、ファインディの魅力や、現在取り組んでいることまで様々な角度から話を聞きました。
プロフィール
ーー本田さん、今日はよろしくお願いします。本田さんのエンジニアとしてのスタート地点を教えて下さい!
本田:
こちらこそ、よろしくお願いします。
エンジニアとしてのスタートは、実は法学部法律学科の大学生時代に遡ります。文系では珍しいのですがたまたまプログラミングのゼミがあり、そこでC言語を学んだことがきっかけでプログラミングの面白さに気づいたことがきっかけです。その後、大学でシステム開発のゼミに参加し、本格的にエンジニアリングに触れるようになりました。
当時は法律の勉強があまり楽しく感じられなかったこともあって、就職活動の際にエンジニアとしてのキャリアを歩むことを決断しました。
ーー法学部からエンジニアという大きな方向転換をなされたのですね。そんな本田さんのこれまでのキャリアについてお聞きしたいです!
本田:
新卒で入社したソフトウェアベンダーで、Windows用のデスクトップアプリケーションをC#を使って開発していました。
その後、Sansan株式会社に転職し、名刺画像をデータ化する社内システムのリニューアルや、Eightという個人向けの名刺管理サービスの開発やチームマネジメントに携わり、組織が小さい頃から社員数1000名を超えるところまで約12年間をSansanで過ごしました。
現在も使っているRubyは社内システムのリニューアルの際からに使用しはじめました。RubyはC#とは異なる柔軟性と簡便さがあり、非常に魅力的でしたし、今も一番好きな言語です。
ーーRubyist本田さんの誕生ですね!笑 前職でもご活躍されていたかと思いますが、どんなきっかけでファインディに興味を持たれたのですか?
本田:
ファインディに興味を持ったきっかけは、開発生産性カンファレンスに参加した際に「Findy Team+」に出会ったことがきっかけです。
当時、Sansanで開発チームのマネジメントをする中で開発のアウトカムをどのように定量化し、事業やプロダクトに貢献しているかを可視化するのが大きな課題でした。
Findy Team+は、その課題を解決するためのツールとして自身の課題感にぴったりとハマっていたこともあり、プロダクトやファインディという会社への興味が強くなりました。
ーーファインディに入社しようと思った決め手はどんなところでしたか?
本田:
自分がこれまで当事者として感じてきた開発現場の課題を、プロダクトとして解決できる可能性が見えたことが大きかったですね。
また、ファインディの組織文化に魅力を感じたという点も大きかったです。前職では組織が小さい頃から社員数1000名を超えるところまで経験させていただき、技術的にも組織的にも非常に幅広い経験をさせていただきました。これから更に組織が変わっていく中で自分としてどういうことがやりたいかを考えたときに、これまで経験したことを改めて活かせる環境に身を置くことで自分の能力を更に試したり、そこから新しい学びを得ながらチャレンジしたいと思っていました。
その中でファインディはエンジニア自身が主体的に判断し、プロダクトに貢献できるボトムアップな文化が強く、チャレンジがしやすい環境であるというところが大きな理由です。
ーープロダクトの可能性と裁量が決め手だったのですね。そんな中でご入社後にギャップを感じた部分はありましたか?
本田:
良い意味でも悪い意味でも、スタートアップらしさを強く感じましたね。笑
ファインディに入った際は、前職と比べるとプロセスや組織体制が想像よりまだ発展途上に感じたのが正直な感想です。ただ、そこが自分にとっては魅力でもあると捉えていました。未整備な部分を自分たちで改善していく余地が大きく、自分の影響力がダイレクトに反映される環境であることは大変な反面、いい経験になると思っています。
挑戦へのサポートと言う意味でも、上司や同僚との1on1がいい場として機能しており、安心してチャレンジできる土壌があるのでギャップというよりは、期待以上のボトムアップな文化を感じました。
キャリアも一定積んできたうえでのjoinだったこともあり、入社直後は「早くバリューを出さなければ」と焦っていた部分もあったのですが、1on1で伸びしろを教えてほしい、とFBを求めた際に「充分バリューを出していただいているのでこのままやっていきましょう」と言ってもらったことが自分の中ではとても心に残っています。
ーーいい話ですね…!そんな本田さんが思うファインディの魅力はどんなところですか?
本田:
繰り返しになってしまいますが一番の魅力は、やはり「裁量の大きさ」です。自分の判断でプロジェクトに関わり、課題を解決できる自由があります。
例を上げると、プロセスの改善や新しい機能の提案に対しても、チームや会社全体で尊重され議論しながら進められる風土があります。否定から入らずに、お互いの意見を尊重し合う文化が根付いているのは、大きな魅力ですね。また、会社としても成長の余地が多く、開発チームとしてどう進化していけるかを考え、スピード感を持って実行していくことができる環境です。
もう一つの魅力は、「チームの柔軟性」です。PdMや他のエンジニアとほぼ毎日と言っていい程プロダクトの未来を考え、どうやって改善していくかを一緒に考えられるのが非常に楽しいです。職種の垣根がなく、オープンでフラットな組織なのは、ファインディの大きな魅力だと思います。
ーー現在ファインディで取り組んでいることと難しさについて教えてください。
本田:
今はFindy Team+のグローバル展開向けの開発チームの一つのリーダーとしてグローバル展開を意識した新機能や、既存機能の拡張に取り組んでいます。
直近では、サーベイ機能やタイムゾーンの対応などに力を入れてきました。サーベイ機能は、企業の開発組織がエンジニアのフィードバックを得るためのアンケート機能で、他の機能開発と比べても期間のかかったプロジェクトでした。
ファインディに入って初めて新機能開発に携わる機会だったのもあり難しいプロジェクトでしたが、リリース後ユーザーの皆さんから嬉しいFBをいただくことが多かったのでとても心に残っています。
また、直近対応したタイムゾーン対応は技術的な難しさがありました。Findy Team+は開発生産性を可視化するという意味で時間の管理が非常に重要です。よって、タイムゾーンの影響を受ける機能が多く、プロダクト全体に影響が及ぶため、すべての機能で影響範囲を確認しながら進める必要がありました。見落としが許されない繊細な部分が多いのでチーム全体で連携しながら慎重に進め、完了しました。
ーー嬉しさも難しさもファインディで経験されているのですね。最後に、今後ファインディで取り組んでいきたいことを教えて下さい!
本田:
さらにプロダクトを進化させ、より多くのユーザーにとって「なくてはならない」プロダクトにしていきたいと考えています。
個人的には、ファインディの成長と共に組織を拡大しつつ、生産性を高めるためのプロセスを整えていくことに大きく関心を持っています。
特にチーム数や人数が増え組織としても拡大していく中で、どのように開発のスピードや品質を維持しながらスケールさせていくかが今後の大きな課題ですね。組織の拡大に伴って生産性を下げないための仕組み作りに挑戦したいと思っています。
さいごに
ファインディでは一緒にFindy Team+を開発するメンバーを募集しています!
少しでも興味をもっていただいたら、カジュアル面談フォームよりお申し込みをお願いします。もちろんすぐの転職を検討していなくても構いません。
みなさんとお話できることを楽しみにしています!
※本記事は2024年11月公開時の内容です
(取材,ライティング:Wakana Murayama)